面的思考のワークショップver.2
- tabikenn
- 2019年1月8日
- 読了時間: 2分
更新日:2019年1月10日
金沢美術工芸大学の製品デザイン専攻、河崎先生から、「面白そうだから実験に協力します」とお誘いをいただき、タビケン3名は、金沢に向かった。

2018年6月、金沢美術工芸大学に、面的な思考法の実験に協力をいただいた。グラレコと美術教育の共通点が非線形の発想方法だろうという視点から実験が始まった。 サービス開発を事例にして、さまざまな情報を空間的に配しながら、その隙間や変遷から新しい関係を見つけよう、という強引な展開。
金美学生の「仮説を重ねながら突破していく」知恵にこちらも強く感心した。ロジカルシンキング〜非ロジカルシンキングという捉え方を超えて、何が何でもインサイトのような気づきを掴み取り、アイデアとして形にするのだ!という開発者精神が強い。
面的な情報の分布から発想するという我々の仮説は、設定とした「メーカーの新規事業、およびその背景の理解」にやや時間を使ってしまい、「自分ごととしての課題発見」にエネルギーを割くことができないワークショップ設計の不手際があった。 一方で、応援に来ていただいた株式会社グラグリッドの三澤さんからは「この発想だと、発散の収束のプロセスを提示したほうがいいのかどうか、迷いどころ」と指摘をいただいた。また、金沢のDMMの皆さんの参加と助言が本当に有り難かった。
面的思考の有用性を探るワークショップを続けてみる。
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