Service Design Hong Kongに参加した
- tabikenn
- 2019年1月8日
- 読了時間: 2分
更新日:2019年1月10日
2018年11月28日、29日に香港で開催された、SDHKに参加した。これは、デザインとテクノロジーの融合がアジアのビジネス、社会、文化をどのように変えているかを考える場。

SDHKは、デザイン思考やサービスデザインが、テクノロジーを人に寄り添ったものにし、よりよい暮らしを生み出すためにどのように活用されているかに焦点を当てている。 2018のテーマは「スマートシティにおける人間の未来」。
アジア各地からの実践者たちが、スマートな都市が地域の人々やコミュニティのニーズをどのように満たしているかについての感動的な話やケーススタディを公開する。
1日目は国際海洋会館でのセッション
香港デザインセンターを活用して地域にクリエイティブ産業を興している行政の事例。
台湾の行政から委託されたサービスデザイナーが、若者の意見をデジタル技術でサポートすることで民主主義をアップデートする試み。
タイの小・中学生が個人でビジネスを立ち上げることで大きく成長を遂げている話。
どんな場面でも、クリエイティブと、ビジネスマネジメントと、エンジニアリング、市民という役割の人々が同じテーブルに座り、協力しあうことで、数年で解決し始めている。
2日目は市内3会場で6つのワークショップ
私たちはSMART CITY EXPERIENCEに参加。スマートシティの代表とされるシンガポールは、幸福度ランキングでは100位以下という事実。ムンバイの暮らしと比較しつつ、真の価値は、他者との関わりをどうデザインするか?という視点が提示され、田舎と都会の価値を融合する生き方をグループで考えた。
2日間を通して、人に我慢を強いる不具合なしくみに対して、テクノロジーでうまく埋められることに気がついた人たちが、どんどん実践していることに大きな感銘を受けた。また、スマートライフは「Relationship」を生み出すことが条件だ、と展開したことは、うまく言い得ている。私も発表者も、考えたいテーマは同じだった。
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